Bootstrap Night! Vol.2 に参加しました。
12/12(火)に開催されたselfreeさん主催のBootstrap Night! vol.2に参加してきました。
esa.ioの人の発表の中で
イベント参加後にblog書くのは比較的ハードルが低いし、主催者側うれしいし(略)オススメ
というお話があったのでその気になって参加レポを書いてみます。
(遅れて参加してしまったので主にesa.ioさんの話を書いていきます)
なぜ参加したか
職場の状況が色々かわった結果、プライベートでSaaSを作りたいという熱が高まってきました。
ただ、以下のような不安がありました。
- 自分ひとり(ないしデザイナーさんとふたり)で運用がまわるのか
- アウトバウンドの営業をかけないといけないのではないか(平日の日中は動けないのでそれだと厳しい)
- サーバー費用の負担はきつくなかったか(サービスの性質にもよるが)
とくにesa.ioさんは趣味から始めたサービスだそうなので、このあたりの実際のところどうなの?を聞きたくて参加しました。
esa.ioの@ken_c_loさんのお話
詳しくは↓をご覧ください。
実在する人をイメージし、その人に喜んでもらえるものをつくる
実際に喜んでくれて「これがあることで自分の生活や人生が変わってきている!」と思ってもらえるものをつくるようにする。
逆に、顧客セグメントとかターゲットとかそういう抽象的なものに惑わされて想像上の世界にしかいないユーザーのためのものをつくらないように気をつけている。
というお話をされていました。
この価値観は受託開発として実際にesaを使っている企業で仕事をしていたという点でも一貫していました。
このあたり、競合調査をしていたりマーケティング系の書籍でインプットをしていたりすると知らないうちに忘れていたりするので気をつけたいです。
料金設定にもサービスの哲学が
とくに発表でおもしろかったのが料金設定のお話でした。
esa.ioの料金には◯人まで無料というプランはないのですが、その理由のひとつが
◯人までしかesaのアカウントを渡さないようにする...みたいな使い方が懸念された チームでの情報の透明性を上げるシステムなのに、同じチームでesaの情報を見れる人と見れない人の格差が出てしまうのは本末転倒
というもので、「この料金設定で効果的な使い方をしてくれるか」という観点で料金を決めたそうです。
料金設定もサービスの哲学で決めているという点には驚きましたし、シンプルにかっこいいなって思いました。
懇親会で聞いたこと
CallConnectを運営されているselfreeさんとesa.ioさんに伺いました。
TimeCrowdさんにも伺いたかったのですが、お話をすることができませんでした。
運用はちゃんとまわるのか
運用は問題なかったそうです。
もちろんサービスの性質にもよると思いますが、技術的な問い合わせや個別対応などがけっこうくるのかな?と思っていたので意外でした。
アウトバウンドの営業をかけないといけないのではないか
アウトバウンドの営業は一切していないそうです。 (説明に来てと言われて行くことはあるそうですが)
このあたりは発表でも触れられていて、コミュニティ活動やブログ・イベントでのアウトプットをしているうちに自然に初期ユーザーがついていたそうです。
イベントで発表したら、参加レポで「使ってみた」的な内容を書いてくれた人もいたそうなので、アウトプットはやっぱり重要ですね。(自戒)
サーバー費用の負担はきつくなかったか
ほぼ気にしないでよいレベルだったそうです。
参加して
三社ともスモールチームでSaaSを運営されていて軌道に乗っているサービスなので、非常にためになるお話ばかりでした。
今後もこういうイベントには参加するようにしてアウトプットももっとしていこうと思います。